亀倉雄策によるグラフィックデザイン|玉水屋電子資料館

コーポレートデザインの黎明

玉水屋ロゴタイプとシンボルマーク

玉水屋ロゴタイプ(亀倉雄策デザイン)

制作年:1960年(昭和35年)
デザイン:亀倉雄策(かめくら ゆうさく)

 亀倉雄策氏は1915年(大正4年)新潟県に生まれました。新建築工芸学院卒業後、日本工房美術部長、日本デザインセンター専務取締役、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)会長などを歴任し、文化功労者にも選ばれるなど、名実ともに日本のグラフィックデザイン界の大御所的存在となりました。

 構成力に優れ、マーク・デザインや写真を使ったポスターで第一級の仕事を残しましたが、惜しくも1997年(平成9年)、急性肺炎のため82歳でその生涯を閉じました。代表作には東京オリンピックのシンボルマーク及びそのポスター、そして日本万国博のポスターなどがあります。

 写真は、亀倉雄策氏がニコンのデザイン室にいた頃に、当時ニコンの宣伝部長を務めていた津田保三氏(玉水屋八代目の叔父にあたる人物)の依頼を受けて制作されたものです。

 そのデザインからは、昭和の高度経済成長期という新しい時代に沿った、玉水屋の躍動的な企業イメージ(コーポレート・アイデンティティー)を感じとることができます。


亀倉雄策デザイン玉水屋シンボルマーク及びロゴタイプ

制作年
1960年(昭和35年)
デザイン
亀倉雄策(かめくら ゆうさく)
商標登録
1972年(昭和47年)

tamamizuyaすべて手書きのレタリングです。
余談ながら…1971年に特許庁に上記のものを商標登録申請しましたが、「住所の変更を証する書面が無い故」申請が却下されました。orz しかし翌年に再申請し、無事受理されました。